【損得どっち?】看護協会の会費やメリットデメリットを都道府県別でご紹介!

豆知識

看護師として仕事を始めると、看護協会の入会を勧められる事があります、、、が

実際には半強制的に入る羽目に、、、なんて経験をSNSにかかれている方も多く、中には満足していない方もいるようです。

なので、看護師として働く前に是非、入会にかかる費用やメリットデメリットを知っておく事で、いざ誘われた際に、雰囲気に流されず、自己判断が出来るようにしましょう!

目次

 

都道府県別の看護協会費

看護協会は、新規で入会する場合

 都道府県ごとの協会年会費+入会金+日本看護協会の年会費5,000円 が必要です。

結構かかりますよね、、、新卒のお金がない時は実際きついとの声も多いです、、、。

都道府県ごとの金額は以下になります。

都道府県入会金年会費運営資金新規登録総費用
北海道11,500円0円0円16,500円
青森県10,000円7,000円0円22,000円
岩手県20,000円10,000円0円35,000円
宮城県5,000円8,000円10,000円28,000円
秋田県30,000円6,000円0円41,000円
山形県0円7,500円1,500円14,000円
福島県20,000円6,000円50,000円81,000円
茨城県12,000円6,000円0円22,000円
栃木県20,000円5,000円0円30,000円
群馬県10,000円5,500円30,000円50,500円
埼玉県36,000円6,000円0円47,000円
千葉県12,000円6,000円0円23,000円
東京都5,000円5,000円5,000円20,000円
神奈川県20,000円6,000円0円31,000円
新潟県10,000円6,000円0円21,000円
富山県40,000円6,000円0円51,000円
石川県0円6,000円35,000円46,000円
福井県30,000円9,000円0円44,000円
山梨県10,500円3,000円0円18,500円
長野県10,000円6,000円40,000円61,000円
岐阜県20,000円7,000円0円32,000円
静岡県15,000円5,000円0円25,000円
愛知県5,000円0円0円10,000円
三重県20,000円5,000円0円30,000円
滋賀県5,000円7,000円0円17,000円
京都府9,000円6,000円0円20,000円
大阪府20,000円10,000円0円35,000円
兵庫県10,000円8,000円0円23,000円
奈良県10,000円9,500円0円24,500円
和歌山県10,000円10,000円0円25,000円
鳥取県25,000円10,000円25,000円65,000円
島根県10,000円11,000円2,000円28,000円
岡山県20,000円7,000円0円32,000円
広島県15,000円10,000円30,000円60,000円
山口県30,000円10,000円0円45,000円
徳島県20,000円10,000円0円35,000円
香川県10,000円6,000円50,000円71,000円
愛媛県5,000円7,000円15,000円32,000円
高知県3,000円10,000円0円18,000円
福岡県0円5,000円40,000円50,000円
佐賀県30,000円8,000円0円43,000円
長崎県20,000円9,500円0円34,500円
熊本県0円8,000円30,000円43,000円
大分県3,000円8,000円0円16,000円
宮崎県0円8,500円50,000円63,500円
鹿児島県8,000円7,000円0円20,000円
沖縄県20,000円8,000円0円33,000円
(2021年3月7日時点)

一番高い福島県だとなんと「81,000円」、一番安い愛知県で「10,000円」と、、、

施設規模や会員数など、様々な状況を鑑みて会費金額が設定されているようです。

SNSの声では、、、不満が多い様子。

 

看護協会のメリットデメリット

では実際に入会に当たってのメリットデメリットをご紹介していきます。

メリット

看護専門の図書館が利用できる

一般書店で販売されているような、看護雑誌や解剖学から、入手の難しい論文なども取り揃えており、勉強や看護研究を考えている人であれば、圧倒的に勉強代を安く抑えることが出来ます。

 

看護協会の研修割引

研修によりますが、半額や無料にて受けられるものもあり、職場によっては特定の研修を受ける事で「昇進」に繋がる場合もあるので、将来的に認定資格を取ることも考えている人には嬉しい特典ですね!

 

相談相手が元看護職の賠償保険

相談相手が基本元看護師なので、実務に沿ったアドバイスをもらう事が可能でしょう。

実際、2007年に「つめのケア」が傷害罪に問われた事件がありましたが、「虐待ではなく、看護のケアである」とし、無罪を勝ち取っている判例もあるようで、保険屋にない強みといえますね。

「爪のケア」に関する刑事裁判判決をうけて

看護師の中には、この賠償保険だけ入っている猛者もいるようです(笑)

他にも特典が!

  • 「協会ニュース」の機関誌が毎月届く
  • 「キャリナース」が利用可能
  • 「ICN国際大会(看護師のオリンピック)」に参加可能
  • ホールや研修室を会員料金で借りれる
  • 弔慰金や見舞金を受け取り可能
  • 都道府県別でさらに特典あり!自分のエリアの協会HPを見てみましょう!

 

デメリット

固定で費用が掛かり続ける

これはぶっちゃけ一番のデメリットです。

特に新卒から3年ほどは給与が安い場合も多いので、たとえ1万円でもきついですよね、、、

 

就職条件になっている事がある

これは病院によると思いますが、就業条件に書いている場合があるようです、、、

人不足と嘆くならここは外すべきですよね、、、

看護協会の入会は強制的なの?

入会は基本「任意」ですが、同期や先輩、上司が入っている状況が多く、断る方が難しいようです。

実際の入会率を調べてみましたが、Wikipediaに就業者数の50%と書いており、平成22年の情報だと

公益社団法人となった現在の日本看護協会の会員数は,62万1358人(平成22年3月31日現在)であり,就業者数(132万3459人)の47%である。職能別の入会率では,保健師49%,助産師75%,看護師60%,准看護師13%となっている。株式会社医学書院

となっているので、SNSの声とは裏腹に、半分しか入っていないようですね、、、

 

看護協会を退会するには?

退会方法は、都道府県別の協会HPに記載がありますが、基本は、インターネットでの退会申請か郵送対応が多いようです。

また、退会後の返金申請などで「施設番号」や「看護協会番号」が分からず困っている方が多いようなので、仮に入会した場合は、必ず写真などで保存しておき、何かあった場合にも困らないようにしましょう。

 

まとめ

今回は看護協会について解説しましたが、、、実情として新卒で「入会しない」を選択する事は難しそうです、、、

なので、入会するならその分元が取れるように施設や特典を利用しましょう!