【母性看護学】「実習レポート、行動計画の書き方」「参考書5選」などをご紹介!

特集

今回ご紹介するのは「母性看護学」について。

実習での大切な事、辛さ、実習で聞かれる事から、事前学習、行動計画、学びレポートの書き方まで、現役看護師1年目が学生時代の記憶を公開していきます!

気になる方は是非参考にして頂ければと思います!

このページでわかること

母性看護とは?

 

母性看護学の実習内容はどんなことをする?

  1. 大切なことは?
  2. 辛いの?
  3. 実習で聞かれることは?

 

母性看護実習の事前学習や行動計画の書き方

  1. やっておくべき事前学習
  2. 行動計画の例

 

母性看護実習の学びレポートの書き方は?

  1. 私の書き方はこう!
  2. 当時の学びレポート全文紹介

 

母性看護学のおすすめ参考書5選

  1. 母性看護実習クイックノート (プチナース)
  2. 母性・小児看護ぜんぶガイド 第2版 (プチナース)
  3. 病気がみえる vol.10 産科
  4. 根拠がわかる母性看護過程: 事例で学ぶウェルネス志向型ケア計画
  5. 看護師・看護学生のためのなぜ?どうして?2020-2021 8 女性生殖器/母性看護学

 

母性看護とは?

看護実習には、老年期の患者を対象にする老年看護学実習や、精神疾患を持つ患者を対象とする精神看護学など様々なカテゴリがありますよね。

その中でも母性看護学実習は、周産期(妊娠・分娩・産褥期)にある女性や新生児、母子を取りまく家族への看護実践を目的とした実習となります。

 

母性看護学の実習内容はどんなことをする?

個々の学校によって違いはあるかもしれませんが、基本的には産婦人科外来での妊娠期の看護、
産科病棟での分娩期・産褥期・新生児期の看護、また場合によっては小児科外来に行くこともあるかもしれません。

対象患者の情報収集・アセスメント・看護計画の立案など行い看護過程を展開していく点は今までの他の実習と変わりませんが、対象者が周産期にある女性であることを意識しながら実習に臨む必要があります。

以下に母性実習で大切なことなどを書いているので、興味がある人は読んでみて下さいね。

 

大切なことは?

妊娠期の看護で大切なこと

妊娠は、女性の体に起こる生理学的な現象であり、生殖機能の自然な過程と言えます。

しかし妊娠・出産によって、身体や精神面、また取り巻く環境が変化する為、不安な思いを抱える方は少なくありません。

そこで、助産師や看護師などの関わりが大切になってくるのです。

対象とする女性がどんな事を不安に思っているのか、思いを傾聴・共感して、心に寄り添うような看護が必要となります。

特に初産婦は経産婦と比べ、はじめての妊娠・出産で不安な思いをより抱えていることが多いため、必要な情報を伝えるとともに、母親の気持ちに配慮した声がけを行なっていきましょう。

 

分娩期の看護で大切なこと

出産をポジティブなものとして捉えることができるように関わる。

出産体験が想像していたものと大きくことなっていた場合、出産体験を否定的なものとして捉え、自尊心が傷つき、精神障害をきたす方もいます。

その為看護師としては出産をポジティブに捉えることがらできるように

  • 「傾聴した上での励まし・慰めの言葉」
  • 「頻回に訪室し、不安を感じている母親を1人にしない」
  • 「母親の自尊感情を傷つけないよう配慮する」
  • 「安心できる空間づくり」

などが大切でしょう。

また、母親が出産に対する正しい知識が持てるよう関わり、自身の出産に主体的に臨めるようにすることも大切ですね。

 

産褥期の看護で大切なこと

まずは褥婦の日々の健康状態をアセスメントして状態に合わせたケアを行い、合併症を予防できるよう介入していくことです。

また、産褥期における早期離床と教育的ケアも大切です。

早期離床を進めることで血液循環が促され、悪露などの排泄にも繋がり、全身状態の回復に繋がります。

そして正しい授乳方法や、子どもとの関わり方を褥婦が習得できるようにし、褥婦が家に帰っても困ることがないように教育的ケアを行うことが大切です。

 

新生児への看護で大切なこと

新生児は出生後、母体から出て外の環境に適応していかなければなりません。

しかしうまく対応できない場合、医療的・看護的ケアを行う必要があります。

出産前や出産中に何からの問題があればそのまま医療的・看護的ケアを実施できますが、正常な経過を辿っていた児に突然問題が生じる可能性もあります。

そのため新生児の正常な経過を知り、正常から逸脱してないかどうかアセスメントすることはとても重要です。

 

辛いの?

私からしたら実習自体が嫌いだったので全部が辛かったです、、、(笑)

特に産褥期は褥婦だけでなく新生児の記録が増えるため、きつかったですね(笑)

そして、看護師以上に助産師は高度な知識を求めてきたり、きつい言い方の方も多いので精神面でやられることもありました(笑)

ただ、出産したばかりの新生児を見たときの感動や、褥婦に教育的ケアを行い笑顔で「ありがとう」と言われた時は、とても嬉しかったです。

母性の道に進まない人からしたら、出産シーンを見るのは一生に一度のことかもしれないので、貴重な経験になるでしょう。

 

実習で聞かれることは?

妊娠期・分娩期・産褥期、また新生児の正常な経過については必ずきかれます!

やはり正常な経過を知っていないと、異常なサインが出た際に気づくことができないので、ここはしっかりと学んでおく必要があります。

また、分娩期は1〜4期までありますが、各分娩期で必要な看護は変わることから、人によっては聞かれることもあるので、事前に学んでおくと良いでしょう。

その他にも聞かれそうなこと、母性看護実習での事前学習としてやっておいたがいいことを下に書いておきます。

 

母性看護実習の事前学習や行動計画の書き方

やっておくべき事前学習

  • 周産期(妊娠期・分娩期・産褥期)と新生児の正常な経過や基本的な用語・定義の意味
  • 妊婦健康診査の内容と目的
  • 妊婦の心身の変化
  • 胎児の成長・発育の検査法
  • 胎児機能検査
  • 妊娠期のマイナートラブルについて
  • 分娩各期の看護について
  • ビショップスコア/アプガースコア
  • 出産後の新生児の処置方法や清潔ケアの方法
  • 褥婦の進行的・退行的変化についての知識とケア方法
  • 褥婦や新生児のバイタルサインの基準値
  • 新生児の生理的変化
  • 母児関係促進のための看護
  • 妊娠高血圧症候群について
  • 帝王切開について

サラッと書きましたが多いですよね(笑)

しかし上に挙げているものは実習中に聞かれるころが多い内容です。

事前学習多いな、、、嫌だな、、、と思うかもしれませんが、やっておくことで実習がスムーズに進められますし、国試にも役立てることができるので、頑張って地道に進めていきましょう。

また、出生後の新生児の処置方法や沐浴などは、実習室で赤ちゃんの模型を借りて、技術を磨いておきましょう。

学校によっては沐浴の技術練習で合格をもらわないと実習に行けないところもあるので、しっかりと練習してくださいね。

 

行動計画の例

  • 妊婦が良好な経過を辿っているか、観察・アセスメントができる。
  • 各分娩期に応じた看護が実践できる。
  • 褥婦が正常な経過を辿っているか、観察・アセスメントができる。
  • 新生児の全身状態の観察を、保温に留意しながら行うことができる。
  • 新生児の沐浴を、保温に留意しながら行うことができる。
  • 褥婦が適切なラッチオンができるよう指導できる。

私はこういった目標を、実習中にたててました。

ぜひ参考にして、自分なりの行動計画を立ててくださいね。

 

母性看護実習の学びレポートの書き方は?

私の書き方はこう!

母性看護学実習は、妊娠期・分娩期・産褥期、新生児看護があるため、各々について学んだことを書く必要があります。
また、皆さん実習するにあたって、学校所定の評価表があるかと思います。
評価表に書いてある項目って、学校側からしたらその実習で学んでほしいってことだと思うんですよね。
なので、私は評価表に書いてある項目の内容を学んだことに盛り込み、しっかり実習に臨みましたよ感を出すようにしてました(笑)

 

当時の学びレポート全文紹介

母性看護実習を元に学んだことのレポート「約1,200字」です。

内容としては、下記2項目についてまとめた学びレポートです。

・妊産褥婦・新生児と家族に対する援助で学んだこと

・今後の課題

看護実習でのレポートをどうこなせばいいか悩んでいる看護学生に、リアルな内容を全文載せています。

「どう書いて良いかわからない、、、」
「時間が足りず、、、徹夜続きに、、、」

もちろんネットで調べると、、、
書き方や例文は載っていても、それだけでは書けないと悩む人もいます。
私もその一人でした。

なので、場合によっては情報を「今の実習情報」に変えながら、書いていく事で、レポートをすぐに終わらせることが出来ます。

もちろん自分の力で乗り越える事が一番いいですが、当時私の同級生で、徹夜に追われ段々と精力がなくなり、体を壊して学校を辞めてしまった人がいました。

そうなってしまっては元も子もないので、適度に自分を許し上手くやっていく事も大事だと思い、公開する事にしました。

本当に時間がなく、学業にこのままでは集中できなそうな方には特に見て頂きたいと思います。

 

 

母性看護学のおすすめ参考書5選

母性看護実習クイックノート (プチナース)

言わずと知れたプチナースさんのクイックノート。

持ち運びしやすいポケットサイズながら、その情報量はたっぷり。

バイタルサインの基準値や、周産各期の正常な経過など、看護師に報告する際のアセスメントの根拠となる情報がしっかりと載っています。

もちろん自作のポケットサイズのノートに書いておくのも一つの手ですが、面倒くさいですよね(笑)
買い求めやすい価格ですし、母性看護学実習に臨むにあたって、持っていて損はないでしょう。

 

母性・小児看護ぜんぶガイド 第2版 (プチナース)

こちらもプチナースから出ている一冊。

私も学生時代、この本を愛用していました。クラスでこの本を持ってる人も多かったですね。

実習に必要な知識がグラフやイラストなどで分かりやすくまとめられており、まるで事前学習の見本かのような作りになっています。

アセスメントする時に役立つ内容から看護技術までがてんこ盛りで、本当に買ってよかったなと思える一冊でした。

また、母性だけでなく小児の実習でも使えるため、ぜひ購入をオススメします。

 

病気がみえる vol.10 産科

みんな大好き「病気がみえる」の産科バージョン。

オールカラー・たくさんのイラストだけでなく、どの参考書よりも分かりやすく、詳しい解説が載っていると思います。

授業プリントに「この病気がみえる」から引用している先生も多いのではないでしょうか。

それほど分かりやすいと思います。

おススメの一冊ではありますが、将来母性の領域に進まない人が買うのにはもったいない気もします(笑)

助産師などの免許をとり、将来母性の道に進もうと思っている方や、母性の道に進まずともしっかりと勉強したいと思っている方はぜひ購入を検討しても良いかもしれませんね。

 

根拠がわかる母性看護過程: 事例で学ぶウェルネス志向型ケア計画

この本は、母性看護学実習の周産各期で学生がよく受け持つ事例(正常分娩・帝王切開事例など)を取り上げ、ウェルネスの視点からアセスメント・看護計画の立案・評価などの看護過程の一連を、根拠を踏まえて解説してあります。

私は一からアセスメントや関連図を書くのが苦手で、参考書などで書いてあるアセスメントなどの内容を参考にしながら記録を書いていました。

この本はアセスメントや関連図の例なども載っているため、実習で困ったときの心強い一冊になるでしょう。

 

看護師・看護学生のためのなぜ?どうして?2020-2021 8 女性生殖器/母性看護学

こちら「なぜ?どうして?」シリーズも多くの看護学生の愛読書なのではないのでしょうか。

看護のことなら何でも知っているネコナースと看護学生が主人公が織りなす会話形式の分かりやすい参考書で、初学者や勉強が苦手な人にもピッタリです。

主なテーマとして「妊産婦の症状と看護」を取り上げ、周辺知識として月経のしくみや正常妊娠の経過、産褥期のケア、更年期障害などをイラスト豊富に解説しています。

実習に臨む前の前知識としてだけでなく、国試にも役立つ一冊です。

 

まとめ

今回は、母性看護学についてご紹介してきましたが、どうでしたでしょうか?

参考になれば幸いです。